豊後高田市へ移住したきっかけは?
会社を辞めて、先祖のお墓がある「故郷」に戻ってきました。以前から育った当時のままのきれいな空気と、懐かしい友人や近所の人たちのいる「故郷」で静かな「スローライフ」を送るのが夢でした。 そんな折、Uターン者のために準備された市の「お帰りなさい住宅改修事業」で歓迎していただき、非常に助かりました。 ※お帰りなさい住宅改修事業について http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_01287.html
移住して苦労したことは?
Uターンしたとはいえ「故郷」に戻るまでに45年間の空白があります。現在の「故郷」の仕組みや習慣などを学ぶ必要があるため、自治会、市報、ケーブルテレビ、インターネット等から得た情報をもとに、講習会や図書館、また様々なイベント会場に出向き情報を確認しています。お陰でたくさんの異業種の方々と交流もできました。
どんな暮らしをしていますか?
晴れた日には、畑を耕し、屋敷周りの草取りに精を出します。その時の流した汗と「お疲れ様」と出されるコビリ(おやつ)は格別です。時々、畑に出没するイノシシは困ったものですが、庭先に咲きそろった季節の花々、これには心が和み、疲れた時は癒されます。 雨の日には、市立図書館で静かにページをめくることがあります。昨年は、偶然にも10万人目の来館者となりました。 マイペースで「スローライフ」を時に厳しくエンジョイしています。 ※市立図書館で10万人達成記念セレモニーの様子 http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_00266.html
豊後高田市をPRするとしたら?
宇佐神宮の八幡信仰を取り入れた「六郷満山」と呼ばれる山岳仏教文化圏のもとで開けた「豊後高田市」は「仏の里」と呼ばれています。また、この地は自然に恵まれ、海の幸から山の幸まで豊富に揃い、IJU(移住)者による地元の新鮮な食材とコラボした新感覚の料理店が次々とオープンし、多くの来客で地域が活性化しています。やがて「仏の里」は「食の里」へと移り変わるでしょう。
これから豊後高田市に住みたいとお考えの方へアドバイスを?
まず、住んでみたい地域に何度も足を運び、地域の人々と語り合う中で状況を把握し、住む家を見て、土地を覚えて、何度も自分で確認・交渉することです。そして、その地区で相談できる友人を見つけることです。市役所の担当部署も親身に対応してくださいます。