移住の情報

移住の先輩体験

「古民家」と「広い庭園」にひと目惚れ 豊後高田でスローライフを満喫している嶋さんご家族

豊後高田市へ移住したきっかけは?

私は東京で生まれ育って、人生のほとんどを都会で過ごしてきたのですが、子供ができたのをきっかけに本格的に田舎暮らしを考えるようになりました。 ここ2年ほど移住先探しであちこち周ったのですが、なかなか妻と自分の条件を満たすような物件には出会うことができずにいました。移住地探しの旅の中で豊後高田市に来たところ、空き家バンクで今の家を見つけました。広い敷地に立派な古民家ときれいな日本庭園があり、果樹園や畑、鯉の泳ぐ池もありました。九州に来て一番最初に見た物件だったのですが、あまりの魅力にその後に見た全ての物件が色褪せて感じられ、帰りにもう一度寄って購入の意思を伝えました。ほぼ即決でした。 仕事も含め、様々な条件やタイミングがピッタリと合ってしまい、予定を前倒して引っ越すことにしました。

移住して苦労したことは?

特にないですが、あえて言えば、地元の生の情報を得るのに多少苦労しているかもしれません。ちょっとした工事を頼むにもどの業者さんがいいとか、近所の誰々さんが得意だよ、とか。そういった情報はネットで探せないので。

どんな暮らしをしていますか?

朝、子供達を保育園に送り出し、午前中は庭と家の片付けや掃除、草刈り、DIYなどをし、午後は家の中でデスクワークをしています。 なにしろ敷地が広いので、やることには事欠きません。 しばらくは古い家のままの暮らしを楽しんでみて、そのうちリフォームしようと思っています。また次の100年を乗り越えて行ける家にしたいです。 東京にいたときに比べ、ものすごくストレスの低い生活をしていると思います。イライラすることがほとんど無くなりました。 敷地内で、栗、梅、びわ、しいたけ、タケノコなど採ることができ、収穫の喜びも味わっています。もっと色々作りたいです。

豊後高田市をPRするとしたら?

市内全域に光回線が来ていてネット環境は整っていますし、大分空港までそんなに遠くないので、朝、家を出て飛行機に乗り、東京で打ち合わせをして日帰りすることも可能です。東京との距離感はあまり感じないです。 豊後高田市は中津や別府など県内の人口密集地に挟まれていて、田舎らしい風情を保ったまま利便性も確保されているいい場所だと思います。 市役所の地域活力創造課の方たちが、移住支援にとても熱心で素晴らしいと思いました。

これから豊後高田市に住みたいとお考えの方へアドバイスを?

こちらの方は優しくて明るい方が多いような気がします。 都会からの移住では不安に思うことも多いと思いますが、人間適応するものです。 私は寒いのが苦手だったのですが、一冬越したら朝、家の中が3℃でもなんとも思わなくなくなりました。人間ってスゴい。

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